【院長　三枝　修（さいぐさ　おさむ）】

　令和３年４月から都倉昭彦院長の後任として塩川病院院長に就任しました三枝修です。この場をお借りして皆様にご挨拶申し上げます。
　私は自治医科大学を卒業し、この北杜市で医師人生を過ごしております。
　建学の精神である「医療の谷間に火を灯す」を心に医療に向き合ってきました。地域に出て諸先輩方に教えられたことは、まず患者を診る事。傾聴し共感する事。そして患者さんを正しい方向に導く事でした。専門的な対応がより望まれる現状においてはなかなか難しい事ではありますが、今でもその精神は忘れず、後輩医師にも伝え残していきたいと思っております。
　今回、一医師から院長へとその立場を変え、なすべき事を思うとき、先ず思う事は、医療の変革に対応する事です。
　病病連携・病診連携をとり、より良い医療の提供や地域全体の難題に取り組む事。医療従事者の確保等の勤務環境改善により、質の高い医療提供体制を作る事です。
　私一人での力ではかなえることの出来ない大きな仕事です。医療に携わる多職種の方々、そして行政の方々と協力し、力をお借りして臨む所存です。
　地域の方々に頼りにされ、愛される病院を目指します。何卒よろしくお願いいたします。