イベント食 |
当院の給食棟は、病院と併設の介護老人保健施設(老健)の間に位置しており、1つの厨房で2つの施設の食事を作っています。「おいしく楽しい安心できる食事サービス」を理念とし、病院と老健という異なる目的を持った場所で過ごす方々の治癒や健康、時にはイベントを食事の面から支えています。
病院の管理栄養士は、情報管理室を拠点に栄養管理業務に携わっており、病態に応じた栄養指導も行います。また決められた数字を食事という形に変え、その食事が患者さんたちの栄養になっているかを評価し、食べていただく為の工夫を重ねていきます。噛む力が弱くなったり、飲み込みが悪くなった方たちの為のソフト食も取り入れ喜ばれています。
栄養士が一日中厨房で働いていた時代が過ぎ、今は直接患者さんと接しながら栄養状態を把握し、対応を検討できる時代になりました。複雑な仕事も増えましたが、やはり患者さんの「おいしかったよ!」の声が何よりの励みになっています。