臨床検査科は、患者様から得られる様々な情報を分析し診察現場へ報告している部署です。
臨床検査は、患者様から採血した血液や尿の細胞成分や化学的な成分を検査する「検体検査」と、患者様と接して検査を行う心電図や超音波検査などの「生理機能検査」に大別されます。
患者様の体から出るサインは、様々な形で現れます。尿や便、あるいは血液や臓器画像などです。
これらを化学的、免疫学的、細菌学的に分析したり形態学的に観察し医師へ報告することで、医師は体の状態を把握し、病気の原因の追究を行う重要な手助けとなります。また、治療経過の確認や重症度の判定、回復の度合いなどにも利用されています。
1)迅速な検査体制
検体が検査科に到着してから一般的な臨床検査は1時間以内、緊急検査は30分以内の報告を目指しています。
2)24時間の緊急検査体制
夜間・休日休日緊急検査を実施できるようスタッフの待機体制を整えています。
3)正確な検査結果の提供
日々の内部精度管理を実施、また外部精度管理(日本臨床検査技師会、山梨県医師会)に参加しています。